腎センター

 当院の腎センターは、10階南病棟にあり、ベッド数19床と大学病院透析施設としては比較的多くの透析ベッドを有しています。

 腎センターでは腎臓内科医師13名、看護師17名、臨床工学技士8名、栄養士2名の計40名のスタッフが治療に当たっています。当センターでは、慢性腎不全に対し、血液透析(HD)、血液濾過透析(HDF)、血液濾過(HF)などの治療を行っており、腹膜透析を行っている患者も約40名おられます。

 当院で透析を受けられる患者の多くは、透析導入、専門治療が必要な透析患者、透析合併症治療目的などの方です。最近では、透析患者の高齢化や糖尿病・高血圧による患者が増加しており、シャントトラブルや心血管系合併症でご紹介いただく患者が多くなっています。

 また、様々な合併症のため透析治療が困難な患者様も増えており、より適した透析方法や透析技術を用い、安定した透析治療、合併症の生じない透析治療を目指しています。当センターでは、慢性腎不全に対する透析治療以外に消化器疾患、血液疾患、神経疾患など様々な疾患に対する特殊血液浄化療法(血漿交換療法、二重濾過血漿交換(DFPP)、白血球除去療法、LDL吸着、腹水濃縮再静注など)を積極的に行っています。

 また、透析患者の術後や重症患者の急性腎不全、敗血症性ショックなど循環動態の不安定な患者に対し行う持続的血液浄化療法も腎センター医師が担当しています。

 また、当センターでは透析治療以外にも、末期腎不全患者への透析導入教室や医療施設向けの腹膜透析教育プログラム(MASCAT)などの活動を行なっております。